ライバル記事をリサーチして記事の構成を考えよう。

ライバル記事をリサーチして記事の構成を考えよう。

SEO対策ライティング講座の第3回は、実際に描き始める前にやるべき記事の構成について学びます。

Web集客を目的としたSEO対策できている記事というのは、その先にリード獲得やサービス販売などの目的があって、思想や思いを述べるものではありません。

ユーザーに有益な記事だと感じてもらうには、ユーザーの疑問や悩みを解決し、期待以上の何かが得られるだけでなく、わかりやすく伝わる文章でないといけません。

今回は、いろいろある文章の型の中でも、SEO対策に合う型での記事構成の作り方をご説明します。

目次

PREP法を意識して構成を考えよう

ライバル記事をリサーチして記事の構成を考えよう。

ユーザーの悩みや問題の解決をメインとした記事の場合、『PREP法』という文章の型が有効です。

PREP法とは、「Point(ポイント・結論)」「Reason(理由)」「Example(実例・事例・具体例)」「Point(ポイント・結論)」の頭文字を取ったものです。

「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉が生まれる昨今では、知りたいことをすぐ知ることができるということが重要になっています。

実は「SEO対策されている文章というのは、文字数が長ければ長い方がよい」と言われていた頃があり、その頃は結論は最後のみに書き、そこまで関連文章で引っ張れるだけ引っ張るようなものがよくありました。

たとえば、「SEO対策できている文章の構成とは?」というテーマに対して、本講座ではすぐに「PREP法が有効です」と答えていますが、少し前までにパターン化されていた構成では、「そもそもSEOとは」「SEO対策とは」「SEO対策に有効な文章とは」「文章の型にはいろいろある。SDS法とは。PREP法とは…」「それぞれの文章の型のメリット・デメリットとは」と続いて、ようやく「SEO対策用の文章の型としてはPREP法がおすすめ」と結論が出てきたのです。(ちょっと極端に書きましたが)

今、このような書き方をすると、最初の「そもそもSEOとは」の時点で離脱されてしまうでしょう。結論が早くわかることが重要なのです。

では、PREP法とはどのようなものでしょうか。

PREP法とは(メリット・デメリット)

ライバル記事をリサーチして記事の構成を考えよう。

先ほども書いたとおり、PREP法とは下記のような構成で書かれる文章の型です。

スクロールできます
No.構成
1Point(ポイント・結論)家計を節約するために出費を見直す場合、まず固定費から見直しすることをおすすめします。
2Reason(理由)タイミングや金額が予測しづらい変動費より毎月定額の支払いが発生する固定費の方が見直しやすく効果が期待でき、さらに長続きするからです。
3Example(実例・事例・具体例)たとえば子供が大きい4人家族の場合、全員のスマホを格安SIMに変えると数千円/人安くなり、食費の見直しを始めるより早く効果が出ます。
4Point(ポイント・結論)なので、家計節約時には毎月必ずかかっている固定費から見直すことをおすすめします。
スマホの場合、横にスクロールできます

PREP法を使った文章の書き方のメリットは、下記のような点があります。

メリット
  • Pointが最初に来ることにより、短時間で結論が伝わる。
  • 理由や事例紹介と続くことで、説得力がある。
  • 結論から「なぜ?」という理由につながり、さらに事例などで理由の後押しをして結論を繰り返すことにより、流れがスムーズで読みやすく、理解しやすい。
  • 執筆側としては、文章の方が決まっているため書きやすい。

また、デメリットは、下記のような点があります。

デメリット
  • 構成が決まっていることから、似たような記事になりやすい。
  • 構成が決まっていることから、機械的な記事になりやすい。
  • 論理的ではあるが、共感を得にくい。
まり子

では、デメリットを払拭するには、どうしたらよいでしょうか?

私が実践して反応が良かった方法が、下表の赤字部分です。青字で例文も追加していますので、ご覧ください。

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No.構成
1Point(ポイント・結論)家計を節約するために出費を見直す場合、まず固定費から見直しすることをおすすめします。
2Reason(理由)タイミングや金額が予測しづらい変動費より毎月定額の支払いが発生する固定費の方が見直しやすく効果が期待でき、さらに長続きするからです。
3Example(実例・事例・具体例)
※よくある事例や一般的な具体例だけでなく、自分の経験や実例を入れて、この部分を手厚く書く。
たとえば子供が大きい4人家族の場合、全員のスマホを格安SIMに変えると数千円/人安くなり、食費の見直しを始めるより早く効果が出ます。
実際に我が家も某大手キャリアから格安SIMい変えたところ、総額1万円ほど安くなりました。なんと、高校生の子どもたちのスマホはデータ無制限のままです。毎月の食費で1万円を削減しようとすると、どこを削るか悩ましく、まずは食費の内訳の洗い出しからしなければなりません。その点、固定費だとすでに何にどれくらいかかっているかわかりやすいので、手をつけやすいと思いました。
4Point(ポイント・結論)
※ポイントや結論を繰り返すだけではなく、自分の意見やアドバイスを盛り込む。
固定費である家賃やスマホ代、各種保険料などは、金額が大きいものが多いので、見直すと効果的ですね。また、契約していることを忘れがちなサブスクも要チェックです。忘れてしまうくらいのサブスクは少額なことが多いですが、チリも積もれば…と思うような金額でもあります。
なので、家計節約時には毎月必ずかかっている固定費から見直すことをおすすめします。
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まり子

どうでしょう?機械的なよくある文章感が減り、オリジナリティが増したと思いませんか?

PREP法が向かない記事のタイプ

ただ、PREP法も万能ではありません。下記のような記事の内容の場合は、PREP法は向かないでしょう。

  • イベントレポート
  • 体験記
  • 手順書、説明書
  • エッセイ

など

なお、エッセイは書く人の思考や思いのままに書き、手順書や説明書は手順どおりに書いていくというのはわかると思いますが、イベントレポートは下記のようにまとめるとおさまりがよいです。

イベントレポートの書き方

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No.構成
1開催概要どんなイベントを開催したかということを最初に書き記しておきましょう。
開催日時、場所(オンラインの場合は、「オンラインにて」と)、イベント名、参加人数などの開催概要を書き、「イベントを開催した」ということを明記します。
2開催のねらいそのイベントのねらいや意図を書き、背景にある自サービスとの関連性などをイメージできるようにします。これにより、この記事を読んでほしい対象者(ユーザー視点では興味が持てるイベントかどうか)が絞れます。
3テーマごとの重要ポイントイベントの大きなテーマごとの重要ポイントを書き、興味がある人を惹きつけます。原則、そのテーマの解決策などは書きません。そこがイベントの1番のポイントなので、そこを書いてしまうとそれで満足してしまいます。次のイベントを開催したら参加してほしいと考えている場合は、興味を持ってもらえる言い回しをしつつ、結論は書かないようにします。
また、外部の講師を招いて開催されたイベントも上記の点に注意します。外部講師は講師業を生業としていることも多く、結論をレポートで公表されると業務に支障が出ます。たとえ、自サービスへ繋げたり、次イベントへの参加してもらったりという希望がなったとしても、この場合は結論は書かないようにします。
4イベントの様子・感想良いイベントとなった様子を描写します。質疑応答やアンケート・感想の抜粋を掲載するのもよいでしょう。熱気ある様子のほうが、参加してみたいイベントだと感じる人が多いです。ぜひ、イベント後のアンケートも取るようにしましょう。
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実際に記事の構成を考えてみよう

ライバル記事をリサーチして記事の構成を考えよう。

そもそも、なぜ記事の構成から考えるのでしょうか?

それは、先に構成を考えることで、筋がとおった文章を考えられ、内容にブレがなくなるからです。

構成を考えずに文章を書き始めると、結論として言いたいことから遠ざかってしまっていたり、文の前後で矛盾が生じたりすることが多々あります。そうすると、説得力がなくなるどころか、何が言いたいのかわからない文章になってしまいますね。

なので、構成を考える際は、文章を考え始めるのではなく、各項目の要点を洗い出し、順番を考える作業となります。

実際に構成を考えていきましょう

たとえば、記事のテーマが「家計を節約する方法」の場合で、キーワード選定は「家計 節約 見直し」だとします。(キーワード選定は、前回の講座「ユーザーに有益でゴールに導く記事を書こう」をご確認ください)

記事の種類がイベントレポートやエッセイなどではなく、お悩みや問題解決の場合、記事構成がPREP法に限らず、まずは「結論」を明確にしましょう。

自分のサービスのコンテンツ(記事)を作っている場合、ユーザーに対してすでにその悩みの答え(もしくは、何を言うか)を持っていますよね。そのサービス提供をされているわけですから。

なので、そこに向けて書くことを意識するために、最初に「結論」を明確にします。

なお、ライター業の方が他サイトのコンテンツ作成を依頼されて考える場合、この時点で「答え」が指示されておらず、明確になっていない場合もあると思います。その場合は、本項の「実際に記事の構成を考えてみよう」と次項の「ライバル記事をリサーチしよう」の順番を入れ替えて進めてください。

では、PREP法に則って考えていきます。

STEP
Point(ポイント・結論)を考える

今回の場合、結論として言いたいことは、「家計を節約するには、まず固定費から見直そう」と決めたとします。

STEP
Reason(理由)を考える

その理由を洗い出します。今回は、下記を挙げました。

  • 固定費は毎月発生するお金で金額も高額のものが多い。
  • 変動費は発生のタイミングや金額の予測が難しい。
STEP
Example(実例・事例・具体例)を考える
  • 固定費とは何かと種類を挙げる。
  • 今回は、スマホの見直しを例に考える。(仮の家族プランを作って例を挙げる)
  • 変動費とは何かと種類を挙げる。
  • 食費の見直しをするとしたら手間がかかることを伝える。(よくあるパターンだが、内訳の把握からしなければならないことを書く)
  • オリジナリティとして、筆者の例も挙げる。
STEP
Point(ポイント・結論)を考える。

STEP1よりも説得力を増した言い方でアドバイスなども含めて考えましょう。

  • 毎月発生する高額なものを見直すと節約効果が高いため、家計の節約は固定費から見直そう。
  • 家賃の見直し等は引っ越しも伴い大変なので、スマホなど手軽に見直せるものから見直そう。
  • 少額なものが多いかもしれないが、サブスクも使っていないともったいなく、チリも積もれば…なのでチェックしよう。

このように洗い出しました。

まり子

これで「さあ、書けるぞー!」と思ったかもしれませんが、大切な作業がもう一つあります。それはライバル記事のリサーチです。

ライバル記事をリサーチしよう

ライバル記事をリサーチして記事の構成を考えよう。

インターネット上にはたくさんの記事があります。自分の記事を読んでもらうには、検索結果の上位に表示させることが重要です。

そこで、誰よりも有益な記事とするには、悩みや問題に対してその回答が「的確で網羅されている」ことが必要となります。自分で考えた構成でそれが達成できれば最高ですが、なかなかそうはいきません。

なので、ライバル記事もリサーチし、足りないけれど必要だと思ったことは追記しましょう。

まり子

ここで大切なのが、「他者の記事を一文だけであってもコピペしない」ということです。この内容は足りていなかった…と思っても、そのままコピーしてはいけません。自分なりの言い回しで文章にしましょう。

これは、著作権のこともありますが、SEO的にもNG要素となります。検索エンジンに「コピーコンテンツ」と判断されると、たとえ内容がよいとしても上位表示されなかったり、検索結果に出てこなかったりします。

コピーにならないように注意しながらライバルチェックしていくのですが、どのようにチェックすれば良いのでしょうか。

ライバル記事をリサーチして記事の構成を考えよう。
STEP
検索クエリで検索する

今回の記事のテーマの検索クエリは、「家計 節約 見直し」でした。なので、まずはGoogleでこの検索クエリ「家計 節約 見直し」で検索します。

STEP
上位10記事のタイトル・ディスクリプションをチェックする

キーワード選定の時点で確認済みですが、再度、上位10記事のタイトルとディスクリプションを見てみて、自分の考えた結論の方向性と同じであることをチェックします。

ここで、上位10記事は似たようなことを言っているのに、自分の結論とは違うことを言っている場合、結論もしくは検索クエリの見直しが必要です。検索クエリを見直して、納得いく検索クエリで似たような結論に辿り着けばいいのですが、検索クエリを見直しても似たようなことを言っている記事が見当たらない場合、結論の見直しが必要です。

STEP
上位10記事の内容をチェックする

実際にそれぞれの記事を読んでみて、「何が」「どの順番で」「どのようにまとめられて」書いたあるかチェックしましょう。

ここで、漏れていたな…と思った必要と感じる箇所や気になる箇所のメモを取っておきましょう。

ライター業の場合、実務経験がなく、知識がない案件に携わることもあるかもしれません。その場合、上位10記事に書かれている内容についてわからないことや、疑問に感じたことは別途リサーチして理解した上で進みましょう。

STEP
構成に反映させよう

上位10記事のチェックが終わったら、メモしていた箇所を吟味して、自分の構成に反映させましょう。

このようにして、記事の構成を考えます。
次回は、いよいよ執筆に入ります。

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この記事を書いた人

半沢 まり子のアバター 半沢 まり子 Web集客の仕組みづくりサポーター

専門知識でお客様のお悩みを解決している起業女性に向けて、Web集客の仕組みづくりから運用・解析まで、ノウハウ提供だけで終わらない”二人三脚の伴走サポート“を提供しています。

コーチングスキルによるヒアリング力・言語化力と、10年以上のユーザーサポート経験によるIT力・整え力を掛け合わせ、専門性と安心感で支える”右腕的存在”として、事業の成長を後押しします。

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